現実を見る
今日本屋に行ってきた。
買った本は三浦しをんの「あの家に暮らす四人の女」
私は三浦しをんさんのファンだ。
彼女の書く本は引き込まれるし読むことをやめられなくなってしまう。
最初に読んだのは「舟を編む」だったが特に好きなのは恋愛小説だ。(舟を編むが恋愛小説でないとは思わないがメインテーマではないと思う)
初めて恋愛小説を読んだときは恋愛小説専門の本屋を開きたいと思ったほどだ。
ぶっちゃけ今もちょっと思っている。
まあそれは置いておいて、
もう一冊買った本がある
本、というか漫画であるそれは川崎昌平さんの「重版未定」である。
私は今現在、編集者になりたいという夢があるのだが最近編集者になることについて考えると本当になりたいのかどうか怪しくなってしまうのだ。
仕事の内容がはっきりとわかっていないというのが恐らく一番の原因かと思ったのでこの本を買った。
家に帰ってすぐにこの本を読み始めた。
ぶっちゃけこの本を買おうと思ったのはだいぶ前のことでこの本の存在を知ってから多分一年くらいたっていると思う。
だからこの本を開く瞬間はわくわくが止まらなかった。
やっと読みたかった本を読めるという喜びと自分の頭の中のもやもやが解消されるかもしれないという期待とが入り交ざっていた。
本の感想を率直に言うと地味な内容だなという感じだった。
全体的に文字のほうが多い。
専門用語が出てくるから仕方ないのかもしれないが途中からちゃんと文字を読まなくなってしまった。
ただ、やはり自分の想像通り編集者という仕事は地味だということだ。
これを読んでやっぱり編集者は会社員だし特にほかの職業の会社員と比べて大差ないのかな。
とちゃんと過度な期待はきれいさっぱり削ぎ落とすことができた。
そういった点でこの本を読んでよかったと思う。
この本の近くに
ミシマ社の社長三島邦弘さんの著作「失われた感覚を求めて」
があった。
地方で出版社を始めた彼の思いが綴られている。
私は小さな出版社で働いてみたい気持ちがある。だからだろうこの本の帯に惹かれたのだ。
次は
というかそのうちこの本を読もうと思った。