つれづれぐさ

思ったことを忘れないための記録

カフカへの扉

本屋で一目ぼれをして買ってしまった本を先日読み終わった

本といっても名言集なので体力を使わずに読むことができた。

 

今回読んだ名言集はカフカゲーテの名言を対比させて紹介しており、ゲーテの名言を見た後にそれをぶち壊すようなカフカの名言を見るとクスッと笑ってしまう

そんな本だった

 

そんな名言の中で見た時に心に響いた名言があった

それはカフカの孤独に関する名言である。

 

孤独は、

ぼくの唯一の目標であり、

ぼくが最も心ひかれるものであり、

ぼくに可能性をもたらしてくれるものだ。

にもかかわらず、

これほど愛しているものを、ぼくは恐れている。

                            (ブロードへの手紙)

この言葉を見た時、なんだかすっぽりと自分の気持ちにはまった感じがした。

なんかこういう共感できる言葉を見つけるとすごく気持ちが楽になるのね

 

今回この本を読んでカフカにすごく興味がわいた。

カフカを知ったのは高校生のころで、担任の先生が紹介していて知った

変身の1ページ目を読んで当時は投げ出してしまったけれど

今ならなんか読めそうな気がする。

 

ただ、あとがきに載せられていたカフカの写真を見て少し悲しくなった

カフカがイケメンだったもので。

だからネガティブでも多くの女性と恋愛ができたんじゃないかって思ってしまった。