つれづれぐさ

思ったことを忘れないための記録

買い物につかれる

新しいスケジュール帳を買ってきた

正直すごく疲れた。

まずお店をはしごするのはやめようと決めていた。

めんどくさいからである

ただ買いに行ったのは大型の雑貨屋さんでちょうど手帳シーズンンなので手帳が大量に置いてあった。

最初にこのコーナーを見た時は目が輝いた。

まずは手帳のタイプを絞る作業から始めた。

バイト三つと講義を両立させ、かつ自由な時間を把握できるようにする。

そのためには週間ヴァーチカルタイプの手帳であることが必須だ。

ヴァーチカルタイプは時間がかかれているタイプのやつだ。

このタイプはあまり数が多くなかったのでふたつまで絞ることができた

ここから長い格闘が始まった。

迷ったのはtorincoとEDIT

二つの大きな違いは私の主観で行くと値段なのだ。

EDITのほうが高い。

しかも二倍近く。

無駄遣いをしている場合ではない私にとって約二倍の差は大きい。

しかしデザインや色、手触りは圧倒的にEDITのほうが勝っていた。

値段か、デザインか。

究極の選択である。

このちょっとした決め手でわたしはかれこれ売り場を一時間ほど行ったり来たりしていたらしい。

気が付くと周りのお客は学生からその他一般人に切り替わっており心なしか人が少し減ったような気がする。

特に何かに追われていたわけではないがなんだか私の心は焦っていた。

今買わなくてもいいんじゃないかと冷静に判断しているどこかの私も現れてきた。

そうなのだ

迷ったときはいったん寝かせるのがだいたい後悔しない買い物の方法であると私は何となく学んでいる。

しかしここまで時間を食ったのだから買わなければ

という謎のプライドと

何も買わないで出て行ったら店員から陰で何か言われて次来るときに来にくくなるな

という自意識から決断することができずにいた。

そして焦った私の頭は値段をとった。

わたしは今それをとても後悔している。

いや、落胆する程度でやっぱりEDITを買おうと思うほどではない(本当はちょっとだけ思ったがそれでは結果的に安いほうを選んだ理由がなくなってしまう!)

本当に焦った時の頭はアテにならない。

なぜ白を選んだんだ!!!

汚れが目立つだろうなーでもいっかー

と判断したのをわたしはしっかりと覚えている。

冷静に考えてほしい。

これから一年、毎日持ち歩くのだ。

汚れないわけがない。

実際、もうすでにちょっとよごれているし、なぜか物を汚すのが得意な私。

一年後ちゃんと白でいるのかすら怪しい。

だからカバーを買うか、こうなったら変化を楽しむか、

今はそこでひそかに格闘している。