つれづれぐさ

思ったことを忘れないための記録

初グリーン車体験

初めてグリーン車に乗ったらもう普通席には座りたくないと思った。

学割分のお金+ちょっとを払ってグリーン車に乗る価値は十分にあると思う。

グリーン車に乗ろうと思ったのはもう気疲れしたくないと思ったからだ。

いつも帰省する際は四時間ほど電車に乗って帰るのだがこの時にとても疲れる。

まず大きいスーツケースを持って普通車に乗るのはあまりふさわしくない行動と私は思うのだ。

上の荷物置きにスーツケースを置いている人もいるけれどあそこまで持ち上げあれるほど荷物が軽くないから無理、

よって必然的に常にスーツケースが転がってしまわないよう気を配る必要があるし、電車が混んでしまったときの心苦しさと言ったらとんでもない。

調べてみるとグリーン車は席の間が広いらしいのでまず荷物の心労がなくなることを期待して乗ることにした。

ちなみに今回は上でも下でもない、中段に乗った。

そして乗ってみて焦った。

スーツケースが席と席の間にすっぽりはまってしまったのだ。

のんびり足を伸ばすことは敵わなさそうである。

しかし隣の席は空いている。

とりあえず人が来るまで隣の席のスペースに置いておくことにした。

そしてグリーン車も結局はちょっと心が疲れる場所だということを知ることができた。

まずアテンダント

買うつもりが全くないのにある程度の頻度で来る。その度に私の睡眠は妨げられる。

なぜなら隣のスペースに荷物を置いているから!!!

新しい乗客が来たのではないかとしっかり入ってきた人の動きを観察する必要がある。

おちおち寝られたものではない。

でもやはり普通車に比べるとグリーン車はとても快適である。

まずテーブルや飲み物いれが備え付けられていて食事がしやすいし肘をついて読書をすることができる。

リクライニングがついているから背もたれを快適な角度に調節できる。

そして運のよいことに途中までは静かで落ち着いた空間が維持されていた。

そう、途中までは。

途中から女四人グループが乗ってきたのだ。

まあグリーン車では静かに!みたいなルールは一切ないからおしゃべりしても全然かまわないのだがあまりにも恥じらいというものを知らない会話で、それはいまこの公共の場で話す内容ではないのでは?

と頭の中でもんもんとせずにはいられない内容であったためそこから読書が全然手につかなくなってしまった

がそれもまた一興であろう。

聞き耳を立てるのもなかなか楽しいものである。